【膝の痛み】主な原因と痛みを改善するための考え
こんにちは!
今回は、「筋肉からくる膝痛の原因」というテーマで記事を書いていこうと思います。
以前書いたこちらの記事では、膝の痛みの考えられる様々な原因について記事を書きました。
先にどんな原因があるか知りたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
整体院では、「ヒアルロン酸で改善されない」「痛み止めとシップしか処方されない」「手術は避けたい」「整体で治る理由がわからない」
など患者さんからお話をよく聞くことがあります。
なので、今回の記事では、
・整体師から見た膝の痛みの原因がわかる
・どんな考えで施術が進んでいくか
上記2つのことについて、
特に「筋肉からくる原因」について詳しく今まで施術してきた経験を元にお話していこうと思います。
整体師から見た膝の痛みの原因がわかる
膝の痛みの原因は、関節の変形や、筋肉の硬さ、循環の悪さなど様々ですが今回は「筋肉の硬さからくる膝の痛み」について詳しく解説していこうと思います。
なぜ、筋肉が硬くなることで痛みになるのか?
ですが、これは、筋肉が働く(伸び縮み)ことで関節が動きます。
なので、筋肉が硬くなってしまい伸び縮みができなくなってしまうと、関節の動きが悪くなってしまいます。
それでも、体としては生活するために少し無理してでも関節を動かす必要があるので、正常なら30の力で動く関節を50の力で動かして(筋肉に負荷をかけて)動かします。
このような負荷がかかり続けることで筋肉はさらに硬くなっていきます。
そうすると、さらに関節の動きが悪くなり、やがて大きな負荷がかかり続けた関節に痛みが出るようになります。
膝の痛みの場合、太もも前側、内側、裏側の筋肉が直接的な痛みの原因になりやすく、太ももの筋肉をほぐすことで痛みが改善されることが非常に多いです。
ここまでは、どの整骨院、整体院でもやっていることだと思いますので、ほぐして症状をある程度改善した後の僕の考えについて書いていこうと思います。
どんな考えで施術が進んでいくか
膝に痛みが出ている患者さんでも、肩こりがあったり、腰痛がずっと前からあったり、膝を痛めてしまう前から様々な症状を抱えていることが非常に多いです。
なので、太ももの筋肉はもちろん最初に施術を行うのですが、それより先に必ず全身のバランスを確認します。
バランスの確認というのは、後ろから見た時の姿勢や背骨の状態、横から見た時の姿勢、背骨に対して、肩を結んだ線はどんな角度で交わるのか、太ももの他にどこの筋肉が硬くなっているのかなど全身の状態を確認します。
そうすることで、今までの体の使い方や、膝以外の動きが悪くなっている関節がわかります。
これを見つけることが重要で、膝以外の動きが悪くなっている関節がある場合は、その関節が原因で膝に大きな負担がかかり、膝の痛みの原因になっていることが考えられるので、仮に、肩や首といった膝とは関係なさそうな関節の動きが悪くなっていても、その関節の動きを改善することで、膝の痛みや動きが改善する可能性があるので施術の対象になります。
膝の痛みを抱える患者さんに多く共通してみられるところは、
股関節の硬さと足首、猫背です。
筋肉で言うと、お尻の筋肉、お腹の筋肉(腸腰筋)、太ももの筋肉、脛の筋肉、ふくらはぎの筋肉、猫背に関わるところで、首の前側の筋肉(胸鎖乳突筋)が硬くなっていることが非常に多いです。
運動による膝の痛みではない場合、膝に痛みを抱える患者さんはご年配の女性に多く、膝の痛みと一緒にむくみがある場合が非常に多いです。
むくみが強い場合は、足の血液の循環を改善する必要があるのですが、それはふくらはぎ内側と、太もも内側(内転筋)、お腹の筋肉(腸腰筋)の施術をしっかり行うことで改善されることがあるので、そこをしっかりやっていきます。
上記で紹介した、お尻の筋肉、お腹の筋肉(腸腰筋)、太ももの筋肉、脛の筋肉、ふくらはぎの筋肉、首の前側の筋肉(胸鎖乳突筋)に対して施術を行うことで、痛みが改善される患者さんと、2〜3割くらいの痛みが残ってしまう患者さんがいます。
痛みが少し残る場合は、上記で紹介した部位とは違う部位に何かしらの問題を抱えている場合があるので、そこを改善するように施術や生活習慣の改善なども提案します。
まとめ
膝の痛みの原因は様々考えられますが、仮に変形性膝関節症のように膝関節に変形があったとしても、筋肉に対する施術で痛みは改善されることがあります。
つまり、膝の痛みの原因は筋肉の硬さにあることがあります。
膝の動きに関わる筋肉が硬くなってしまうことで、膝関節の動きが悪くなってしまい、動かない関節を普段以上の力で動かし続けるようになり、膝に大きな負荷がかかり続けることで膝の痛みになっていきます。
膝の痛みを改善させるためには、必ず全身の状態を確認します。
体のどこが硬いのか?どの関節の動きが悪いのか?など様々なことをしっかり把握して、膝の痛みに対して最も有効な部位から施術していきます。
膝の痛みでご相談がありましたら下記のページから
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